宅間守
命式
時日月年
乙庚癸癸
酉午亥卯
大運
0 6 16 26 36
癸 壬 辛 庚 己
亥 戌 酉 申 未
63 69 79 89 99
喜神土
忌神木・水
この命式を見ると、冬月なのに調候忌神の癸が二つもあり、寒さが厳しいと分かります。
なので、水は良くないです。
彼は幼少期の運が癸亥や壬戌と水の強い運だったので、家庭環境、特に人格形成されていく重要な幼少期の大運が厳しかったことが彼を大量殺人犯にした要因の一つとも言えます。
その後も辛酉、庚申と比劫の大運が続きますが、扶抑用神なのに彼の人生は大きくは好転しなかったのです。
その理由は金は調候忌神の水を生じる面もあり、調候が良くなっていなかったからとも言えます。
ただ、扶抑用神なので公務員に就職したり、結婚したりとある程度は良い面も出ています。
己未の大運は一見すると土の良い運に見えますが、卯未亥の三合木局の木旺運となったのが、池田小連続殺人事件を誘発したように見えます。
しかし、もともと調候不良の人ですから、何度も暴力事件を起こして周りの人達とぶつかり合い、何度も逮捕されたのだと思います。
1990年の庚午年に二度結婚してますが、日柱と伏吟の凶運で離婚に至ってます。
1993年の癸酉年に公務員に合格。大運・年運ともに扶抑良好・調候不良。
2001年の辛巳年の事件当時は、 卯未亥の三合木局 のみならず未午巳の火方合を形成します。
ちなみに方合の方が三合よりも影響力は大きいです。